3メガバンク”無風”の中間決算 誤算は株式減損のみ

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これで7000億円の売却にメドが立ったが、「残りの売却を進めることは容易ではない」(佐藤社長)。そのため、佐藤社長と全副頭取が参加する委員会を設置し、個別会社に株式売却を交渉するための委員会を設置した。

下期(12年10月~13年3月)は、いずれも海外を中心に貸し出し増を見込む。与信費用については各行とも保守的に折り込んだうえで、通期ベースで前年並みのイメージ。国内の資金需要が盛り上がらない中、海外における基盤拡大が今後の伸びしろとなる。

並木 厚憲 東洋経済 記者

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なみき あつのり / Atsunori Namiki

これまでに小売り・サービス、自動車、銀行などの業界を担当。テーマとして地方問題やインフラ老朽化問題に関心がある。『週刊東洋経済』編集部を経て、2016年10月よりニュース編集部編集長。

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