3メガバンク”無風”の中間決算 誤算は株式減損のみ
これで7000億円の売却にメドが立ったが、「残りの売却を進めることは容易ではない」(佐藤社長)。そのため、佐藤社長と全副頭取が参加する委員会を設置し、個別会社に株式売却を交渉するための委員会を設置した。
下期(12年10月~13年3月)は、いずれも海外を中心に貸し出し増を見込む。与信費用については各行とも保守的に折り込んだうえで、通期ベースで前年並みのイメージ。国内の資金需要が盛り上がらない中、海外における基盤拡大が今後の伸びしろとなる。
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