試験では海外医療費の為替レート設定日に注意 あなたにも出来る!社労士合格体験記(第65回
2007年9月28日、仕事でお世話になった映像イベント制作会社の社長が、JICAの青年海外協力隊に採用され、中米パナマの放送局に赴任することになり、壮行会に参加しました。青年海外協力隊は39歳までという年齢制限があるので、彼はギリギリの採用でした。
私はとっくに年齢オーバーですが、40歳~69歳まで応募可能なシニア海外ボランティアに興味を持っていたので、とても羨ましい気持ちでいっぱいでした。また、当時私が担当していたNHK地球ラジオでは、赴任中の協力隊員に国際電話で番組によく生出演してもらっていました。協力隊員はアフリカやアジア・中南米の辺境地など、日本人のあまり行かないような国にも赴任しているため、世界各国の日本人をつなぐ番組にとって欠くことのできない存在だったからです。
彼との最初の仕事は、私がラジオたんぱ(現ラジオNIKKEI)に勤めていた頃の、カセットテープ教材のダビングでした。無理難題にも文句も言わず、いつも笑顔でニコニコと対応してくれるので、社内でも評判になり、どんどん仕事の範囲を広げていきました。また、いち早く映像分野に進出し、ラジオのイベントに映像を取り込むなど大成功を収めていきました。
ところが、彼には40歳になる前に会社の経営は譲り、新たなことにチャレンジするという夢があったようです。その夢実現の第一歩がパナマの放送局での仕事となったわけです。
中南米に魅せられて
私も94年にアメリカに赴任していたときにメキシコを訪れ、人々の陽気さと、ユカタン半島のチチェン・イッツァやウシュマルなどマヤ遺跡に魅せられたことがありました。その後、グアテマラ、ペルー、キューバ、コスタリカと97年に結婚するまで、毎年のように遠方へと旅行を繰り返しました。
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