アシックスが野球ブランド一新 イチローも助言
従来のローリングスブランドはメジャーリーグのパワフル野球向けイメージが強かったのに対し、今回のアシックスブランドでは、同社製ランニングシューズなどで認知度を高めてきた「スピード」のイメージを前面に打ち出したのが最大のポイントといえる。
現在、アシックスが用品提供契約を結んでいるプロ野球選手は、イチローのほか、杉内俊哉投手(読売ジャイアンツ)など19選手。また、今シーズンからは中日ドラゴンズにユニフォーム(ローリングスブランド)を提供しているほか、韓国プロ野球3球団にもシューズを提供している。
ターゲットとする購買層は高校生となるが、こうしたプロ選手やプロ球団への用品・ウエア提供なども含めて、いかに「スピード野球のアシックス」のイメージを早急に構築できるかが、今後の野球事業展開のカギとなる。
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