会社員が「才能」をおカネに換える方法 まずは少額を受け取ることに慣れよ
そんなものが売れるのかと思ってしまうものも多いが、いずれも100万円を超える売り上げが上がっている。また、これらのコンテンツはみな、個人がお手製で作っている。自身の経験や持っている知識、情報を文章にまとめたり、映像化しているのだ。つまり、コンテンツ商品は誰もが作れるものなのだ。付加価値の高いコンテンツを提供すれば、1万円、3万円、5万円といった単価の商品を作って販売することも可能である。筆者はコンテンツ系ビジネスの作り方を1から指導しているが、実際月の収入が30万円を超える人も多く誕生している。
給料の半分を手にした女性会社員
実例を紹介しよう。OLをしていた横澤有希さんは、社労士に一発合格した体験をブログに公開していた。読者からの感想や質問も増えたころに少人数のセミナーを企画し、募集を開始した。すると3人の申し込みが入り、そのなかの1人から、授業料を払ってでも横澤さんから直接勉強法を学びたいという強い要望があった。そこで、3カ月間みっちり、合格のための勉強法を教える集中指導プログラムを作成し、その場で紹介したところ、見事に買ってもらうことができたのだ。値段は16万円。彼女にとって初めてキャッシュを手に入れた体験だった。
このようにコンテンツ商品というのは、マンツーマンでなにかを教えるスタイルのものも作ることができる。直接教えるという付加価値が付くので、値段を高額に設定できるのである。副業では「投資系」「ネットビジネス系」が増えているが、「コンテンツ系」のビジネスを始める人の数はまだまだ少ない。それは、「自分には商品になるようなコンテンツなんてない」と思い込んでいる人が多いからだと筆者は考える。
しかし、コンテンツ商品というのは誰もが作ることができるものなのだ。また付加価値の高いコンテンツを作ることができれば、それだけ値段の高い商品を持つことができるということだ。そういう意味でも、筆者は多少ハードルが高く感じても「コンテンツ系」のビジネスに挑戦する価値は大きいと考えている。
以上のように個人ビジネスには「投資系」「ネットビジネス系」「コンテンツ系」の3つがある。どのタイプにも人によって合う合わないがあるので、これらのなかから自分に合ったビジネスを選ぶとよいだろう。
ということで、才能をおカネに変えていくやり方とコンテンツ系ビジネスの可能性について述べてきた。ここまで来れば、あとはお客様を集めるだけ。そこで、最後のコラムでは、お客様を集客する方法について取り上げることにする。
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