会社員が「才能」をおカネに換える方法 まずは少額を受け取ることに慣れよ

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そこでおすすめしたいのが、「少額でもいいからおカネを受け取る体験」である。

たとえば、誰もすぐにできることとしては、「アマゾンで本を売る」「自宅にある不要品をヤフーオークションに出品する」という方法がある。商売というのは、額の大小を問わず、「売り手と買い手のお互いの価値を交換する」のが基本。たとえ少額であっても実際のお客様とおカネのやりとりをした体験があると、自分のビジネスを始める際に生きてくるのだ。

おカネを受け取ることに慣れてきたら、今度は、売るものの値段を少しずつ上げていく。つまり、扱う商品を少額なものから高額なものへと変えていくのである。

個人ビジネスには3つある

まずは、会社に勤めながらできる個人ビジネスについて把握しておこう。

大きく分けると個人ビジネスには3つのタイプがある。ひとつ目は「投資系」。FXなど資産を投資に回して稼ぐビジネスだ。資産運用には当然、知識が必要となるし、元手資金が豊富にあるという人に限定される。安定的に稼ぎ出している上級者もいれば、初心者の80%が損をするとも言われる。1年以内には市場から去るとも言われるのが実態だ。

2つ目のビジネスが「ネットビジネス系」。代表的なものがアフィリエイトだ。ブログやサイトに広告を貼って広告収入を稼ぐというもの。月30万円以上稼ぐ人もいるが、90%以上の人が1000円以下しか稼げないというデータもある。輸出入ビジネスやネットオークション、中古本を元値より高く売るせどり(転売)も、このネット系に分類される。

そして、個人ビジネスの3つ目が「コンテンツ系」だ。ブログ、Youtubeなどの無料のSNSでコンテンツを発信し、ファンを増やし、コンテンツ商品を販売するというのがスタンダード。一時期は情報起業とも呼ばれた。実はこの「コンテンツ系」は難易度が高いと思い込んでいる人が多く、スタートする人は意外に少ないので、これから参入するならオススメの個人ビジネスだ。

「イカ釣りの攻略テクニック」も売れる?

では、どんなコンテンツが商品となるのか。筆者がこれまで見てきた事例でいうと、「ワインの上手な嗜み方」「初心者のためのドラム上達法」といったものから、なかには「イカ釣りの攻略テクニック」など、非常にマニアックな分野のコンテンツもある。

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