サッカー界のレジェンド、クライフ氏が死去

享年68、肺がんで

 3月24日、サッカーで選手としても監督としても偉大な功績を残したレジェンド、ヨハン・クライフ氏が肺がんで死去した。ロンドンで2006年7月撮影(2016年 ロイター/Toby Melville)

[アムステルダム 24日 ロイター] - サッカーで選手としても監督としても偉大な功績を残したレジェンド、ヨハン・クライフ氏が24日、肺がんで死去した。68歳だった。

現役時代のクライフ氏は1970年代を代表する名選手として活躍し、「トータルフットボール」と呼ばれた哲学を実践するオランダ代表の中心選手として1974年ワールドカップ(W杯)で準優勝。同大会で披露した軸足の後ろにボールを通してDFを抜く技術は「クライフ・ターン」として知られるようになり、欧州年間最優秀選手賞「バロンドール」(現世界年間最優秀選手賞)も3度受賞した。

指導者としても、バルセロナ(スペイン)でリーグ4連覇を成し遂げ、欧州チャンピオンズリーグの前身である欧州チャンピオンズカップを2回制するなどの実績を残した。ボールポゼッションを重視する当時のバルセロナは「ドリームチーム」と称賛され、サッカー界に大きな影響を与えた。

クライフ氏は昨年10月に肺がんを患っていることを公表し、「前半を2─0でリードしている状況」と話していたが、5カ月の闘病の末に亡くなった。

サッカー界からは彼の死を惜しむ声が多く聞かれ、ブラジル代表の英雄ペレは「クライフは偉大な選手であり、偉大な監督だった。フットボールファミリーに非常に重要な遺産を残した。我々は偉大な人物を失った」と悔やんだ。

アルゼンチン代表の伝説的人物、ディエゴ・マラドーナ氏は「友よ、君のことを決して忘れない」とコメント。現在の世界最高選手であるリオネル・メッシも「今日、レジェンドがまたわれわれの元から去ってしまった」とクライフ氏の死を悼んだ。

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