イオンがアウトレット参入か、レイクタウン隣地に常識破りの構想
イオンの岡田元也社長は「SC内でテナント同士が競争し、お互いを高めていくことが大事」というのが持論。その意味でも、アウトレット立ち上げは、集客力の向上、賃料維持や新テナント誘致に向けた良策になりうる。
最近、栃木や茨城など関東圏にアウトレットが続々誕生している。熾烈な競争下、「有力ブランドの誘致が勝敗を分ける」(不動産関係者)との指摘もある。だがイオンにとって初のアウトレット運営であり、ブランド誘致力は未知数。実績のある運営会社に協力を仰ぐことも、選択肢の一つだろう。
過剰出店もささやかれるSC業界で、いかに活路を見いだすか。常識破りの構想が現実のものとなれば、その成否に注目が集まりそうだ。
(鈴木良英 =週刊東洋経済)
[写真]08年10月のオープン当時のイオンレイクタウン
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら