『リクルートの女性力』を書いた福西七重氏(ナナ・コーポレート・コミュニケーション代表取締役)に聞く

--1988年に発覚した未公開株式での贈収賄が問題になったリクルート事件の際、社内報で10カ月にわたり「論陣」を張りましたね。

あれだけ毎日、マスメディアでガンガンやられると、この会社は潰れてしまうのではないかとさえ感じた。私たちのやってきた仕事が本当に全面否定されるような悪いことだったのか、外部の方100人近くに登場いただいた。良さと同時に変えていかなければいけないところを見直した。厳しい話も伺ったが、社員に自信と元気を取り戻すことができた。

--現在は社内報づくりのエキスパートとして著名ですが。

会社をつくって13年目。社内報の制作受託は100社を超える。紙をベースにして、ネットを併用しているところが30%ぐらい。組織活性化の有力メディアとして、有用と言ってくださるところが少なくない。

(聞き手:塚田紀史 撮影:山内信也 =週刊東洋経済)

ふくにし・ななえ
『月刊総務』編集長兼務。1964年日本リクルートセンター(現リクルート)入社。総務、人事、江副浩正元社長の秘書などを経て社内報『月刊かもめ』創刊と同時に編集長。以後26年間務める。97年退社、ナナ・コーポレート・コミュニケーションを創業、社内広報コンサルティングなど手掛ける。


朝日新聞出版 1470円

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カーリング人気萌芽の時代から、平昌五輪での銅メダル獲得まで戦い抜いてきた著者。リーダーとして代表チームを率いつつ、人生の一部としてカーリングを楽しめるにまで至った軌跡や、ママさんカーラーとして子育てで得た学びなどを語る。