草食投資隊、「2つのマイには参りました」

マイナス金利とマイナンバーの影響は甚大

おカネが回る社会をどう作るか、その一つの解が生前贈与。若い人たちが暮らしやすい社会を作ることにも貢献するはずだ(写真:和尚/PIXTA)
2つの「マイ」。おそらく今、経済の世界ではこれが大きな話題です。それは「マイナンバー」と「マイナス金利」。本来、マイナス金利は世の中にお金が回るようにするためのメッセージが込められているはずですが、現実にはそうならず、むしろタンス預金が増えている感さえあります。しかも、マイナンバーがスタートしたことによって、さらにその動きに拍車がかかってきたようです。
2つのマイが、現金の動きを一段と鈍くし、経済活動の停滞につながるおそれさえ高まってきました。はたして、有効な打開策はあるのでしょうか。

 

渋澤:マイナンバー、現場ではいろいろ混乱が生じているみたいですね。

中野:新規の口座開設が大きく減りましたよ。あと、口座開設申込の書類不備が急増しました。現場は大変ですよ。

藤野:マイナンバーを記載箇所がない、昔の口座開設用紙に書いて送ってくる方が結構いらっしゃいます。大分前に資料請求をして、今、送ってくる人ですよね。

渋澤:でも、自分のマイナンバーを教えたくないという人もいらっしゃいますよね。私が思うに、マイナンバーって電話番号みたいなものでしょ。どうしてそこまでナーバスになるのでしょうか。

マイナンバーがなぜ嫌われるのか

この連載の過去記事はこちら

中野:何となく気味が悪いんじゃないですか。

藤野:なじんでいない分、不気味なんでしょう。

渋澤:でも、自分のマイナンバーを金融機関に通知したとして、どんなデメリットがあるのでしょうか。

中野:ワイドショーなんかで、マイナンバーは恐ろしい制度みたいな特集を随分とやっていましたから、そのせいもあるんじゃないでしょうか。

渋澤:でも、マイナンバーをほかの人が知ったからといって、それで何ができるのでしょうか。

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