新しい労働社会 雇用システムの再構築へ 濱口桂一郎著

新しい労働社会 雇用システムの再構築へ 濱口桂一郎著

労働社会は一つの「雇用システム」をなし、部分部分の改善は全体像を意識しながら行われなければならない。

たとえば正社員のワークライフバランスの回復と非正規労働者の低い労賃・労働条件の改善とは、男性正社員の過重な拘束をいかに見直していくかという問題の盾の両面でもある。その将来像として、今までの女性正社員の働き方を男女労働者共通のデフォルトルールとし、本人が希望して初めてそこから個別にオプトアウト(適用除外)できる仕組みとすることで、非正規労働者との均等待遇問題に新たな視野が開けてくる。

歴史的な視点やEUとの比較を随所に用いながら、ベテラン研究員が現実的で漸進的な改革の方向を示す。

岩波新書 735円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 若者のための経済学
  • 本当に強い大学
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • インフレが日本を救う
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
スクープ! 積水ハウス地面師事件<br>「封印された報告書」の全貌

「なぜ積水はだまされたのか」。2年前の地面師グループによる大型詐欺事件。謎を解く同社の内部資料を本誌が独自に入手した。だまされた積水が調査報告書の公開を拒む理由は。取引を承認した役員が現在も要職にある“闇”をいま明かす。