エキュートで進化遂げるエキナカ。利用者参加型へ進化中《鉄道進化論》

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エキュートで進化遂げるエキナカ。利用者参加型へ進化中《鉄道進化論》

「エキナカ」はどこまで進化し続けるのか--。

JR東日本が「もっと駅を魅力的に」と「ステーションルネッサンス構想」を打ち出したのは2000年。この前後からJR東日本のエキナカは着実に進化を遂げてきた。

今やエキナカには「デパ地下」顔負けの総菜やスイーツ店がズラリ。さらに保育施設やファッション衣料店、女性のためのメイクアップラウンジなど、魅力ある施設を兼ね備えた空間に変貌している。

JR東日本の売上高の約3割は非運輸業だが、主体はこうした小売りやSCなどの「生活サービス事業」だ。同社は17年度までに非運輸業の売上高を4割に高める長期計画を進行中。エキナカ事業の進化は重要施策の一つだ。

中でも複合商業施設「エキュート(ecute)」は05年の大宮駅での開業を皮切りに、品川、立川、日暮里と4カ所にオープン。新ブランド戦略の象徴的存在だ。

エキュートは「eki」「center」「universal」「together」「enjoy」の頭文字を合わせた造語で、運営はグループのJR東日本ステーションリテイリングが担当する。

今でこそ知名度も上がったが、プロジェクトが発足した01年はわずか3人、素人の集団としてのスタートだった。大宮駅での開業準備では、海のものとも山のものともつかぬ業態に、出店を呼びかけても、尻込みする店も少なくなかった。

だがJR東日本では発足時から駅利用者の目線に立ち、自らが施設のコンセプト段階から考えることを大切にしてきた。

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