転勤族妻の悩み「どうキャリアを築くべきか」 「キャリアの一貫性」を保つことは可能だ

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どんな分野であれ、突出した経験とスキルを身に付けられれば、正社員としてその分野で採用される確率も高まるはずです。転勤族への対応が整備された会社に出合える可能性も高まるのではないでしょうか。

チャンスが巡ってきたときにつかめるかどうかは、日々の努力次第です。「正社員でなければ嫌だ」という考えから仕事を選ぶよりも、まずは自分の代名詞となる仕事上の経験を積むほうが、自分が求めているポジションに出合える近道なのかもしれません。

家族のかたちも仕事の考え方も人それぞれですが、やはり自分の人生の優先順位をよく考えて、その高いものに合わせて、ほかのことをうまく調整していく能力が求められます。

みずたさんにとっては、ご主人と同じ場所で生活されるということが何よりも優先順位の高いことなのでしょうから、仕事のかたちは、そのことと両立できるように考えるべきです。

自分なりの働き方はできる!

実際に私の友人でも、家族の希望や子供の教育を考え、家族との生活拠点を海外に置き、仕事はネットや数週間おきの出張でカバーするというかたちで働いている人が複数います。

それぞれ自分たちの考える幸せのかたちを追求するべく、工夫を凝らして生きていきたいものです。みずたさんがそのような家族のかたちと、それに合う仕事を見つけられるよう応援しております。
 

安井 元康 『非学歴エリート』著者

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やすい もとやす / Motoyasu Yasui

MCJ社長兼最高執行責任者(COO)。アニメーションの企画・制作を手掛けるベンチャー企業を経て、MCJにて東証への上場を経験。その後、経営共創基盤にて戦略コンサルタントして9年間活躍し、2016年3月にMCJに復帰。著書に学歴コンプレックスに悩みながらも独自の方法でキャリアを切り開いてきた様子を描いた『非学歴エリート』(飛鳥新社)や、自分ならではの人生を生きる術を描いた『極端のすすめ』(草思社)等がある。

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