この層が定年退職を迎えれば若い社員の出番だ。君たちが30代になる頃から徐々に今の50代はいなくなる。人が足りなくなり若くして責任あるポジションに抜擢されるケースも増えるはずだ。
その頃は女性社員も外国人社員も今よりずっと増えダイバーシティ化はより進むと予想される。これまでとまったく同じやり方では難しい。しかし、現在うまくいっていることを根本から変える必要もない。
これからの若手社員は上の世代からよき伝統を受け継ぎながら時代にあわせて変えていく変革者になることが求められる。伝統ある会社でベンチャー企業的なやりがいある仕事を進められる可能性も高いのだ。
おじさんたちが多く業績がよい会社は実は狙い目。さらに自分に合うかどうか会社研究を進めていけば、きっといい会社に出合えるはずだ。
最後に、今回掲載する「50代社員比率」のポイントをまとめておく。
1. 平均年齢だけでは本当の世代分布はわからない
2. 持ち株会社の開示は気をつけよう
3. 業績のよい50代比率が高い企業は実は狙い目
4. 10年後は今の就活生世代はエース候補
※次回はバブル世代を含む「40代社員比率ランキング」をご紹介する。
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