伊佐山元氏がハマった西海岸の3サービス Uber、DoorDash、Echoを知っていますか

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生活の中にUberが浸透している(写真:Komaer / PIXTA)
東京より、ニューヨークより、はるかに早いスピードで進化する街、シリコンバレー。そこで暮らす人々の日常生活とは? 現地で暮らすベンチャーキャピタリストの伊佐山元氏にリポートしてもらう。

 

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

シリコンバレーではすでに新学期が始まっている。最近では、近所の道をGoogleが実験中の自動走行車が当たり前のように走り回り、近所の公園で飛び回るドローンの風景にも違和感がなくなってきている。

また、この地域ほどテスラや日産のリーフをはじめ、電気自動車の多い場所はないであろう。世界広しといえども、この地ほど、新しい技術やサービスを実験するに適した環境はない。

今回は地元の住民にとって馴染みのあるハイテクサービスについてご紹介したい。

タクシー配車アプリのUberが大活躍 

最初に、日本でもタクシー配車アプリとしても有名なUber(ウーバー)だ。もともとは稼働していないリムジン運転手の空き時間の有効利用として火がついたサービスではある。しかし、いまではウーバーによって審査された一般の人までがドライバーになることができる仕組みを作ったことで、子供が学校に行っている間の主婦や、大学院の学生、失業中の人、さらには薄給の公立学校の先生の貴重な収入源にもなっている。

どこでもタクシーの走っている都会の人には少し理解されない利便性かもしれないが、スマホのアプリに1回クレジットカード情報を登録すれば、そこら中で走っているウーバーの車にひょいと乗って、目的地に向かえる気軽さはなんとも言えない。いつでも簡単に、気軽に、タクシーよりも安い値段で利用できるこのサービスの浸透力はすさまじい。

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