81 ウェブサイト「サンリオ村」のサンリオ神社では巫女キティのおみくじをひくことができる
82 正月三が日における全国のおみくじの売り上げは約50億円とも試算される
83 日本一のおみくじ販売数を誇るのは京都の地主神社
84 都内で24時間おみくじがひけるのは新橋の烏森神社、渋谷の金王八幡宮、麻布台の熊野神社、六本木の久国神社、下目黒の大鳥神社など。いずれも自販機で可能
85 大宰府天満宮では季節ごとにおみくじの色が変わる。新春は梅の淡いピンク、6月は花菖蒲の紫、9月は秋の稲穂をイメージする黄色、10月は「特別受験合格祈願大祭」イメージカラーの濃い水色…など
86 11月~12月は紅葉をイメージした赤、橙、黄色の3色のおみくじに変わり、大宰府天満宮の境内を彩る
87 季節ごとに色が変わる太宰府天満宮のおみくじは、平成18年に「新日本様式100選」に選定されている
88 おみくじは、参拝した後にひくのが基本
89 ひいたおみくじを境内の木の枝などに結んで帰る風習は江戸時代にはすでに始まっていたとの記録がある
90 この習わしは、とくに凶札の場合、「凶を寺社にとどめて良い運勢が結実するように木の枝に結ぶとよい」といった言い伝えからきている
持ち帰ったおみくじは、後に納礼に行くのがいい
91 出雲大社などでは、良いおみくじは松の木に結び(吉報を待つ)、悪いおみくじは杉の木に結ぶ(早く過ぎるように)という風習もある
92 出雲大社では、ほかに、未婚者は松の木に、既婚者は杉の木に結ぶとよいとする説もある
93 凶のおみくじを利き腕と逆の手で結ぶと、困難な行ないを成した(修行した)として凶が吉に転じるという言い伝えもある
94 おみくじは吉凶にかかわらず持ち帰ってもよい
95 持ち帰ったおみくじはお守りとして財布などに入れておき、時折読み返してみるのが効果的とされる
96 持ち帰った場合は、後に神社に納札に行くのがよく、また必ずしもひいた神社でなくてもよいとされる
97 ひいたおみくじの内容の有効期限は「願望が成就するまで」「次にひくまで」などさまざまな解釈がある
98 くじは取り直さぬもの。凶が出たからといってその場で何度もおみくじをひき直すのは禁忌
99 ただし占いたいことが複数ある場合は、そのひとつごとにおみくじをひいてもよいとされる
100 神社本庁では「おみくじは単に吉凶判断を目的として引くのではなく、その内容を今後の生活指針としていくのが何よりも大切なこと」としている
(文:森谷 美香/モノ・マガジン編集部)
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