指示の仕方を変えれば部下はみるみる変わる 部下をうまく動かす「任せ方2.0」とは?
いかがだったでしょうか? まずは、この任せ方2.0がどのような構造になっているのかを解明していきましょう。
「任せ方2.0」の4ステップ
上述した上司と部下のやり取りは、以下のような4つのステップに大別できます。それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
Step.1 意義づけ
まずは、任せる仕事の意義をきちんと伝えます。仕事の進め方や具体的なタスクなどではなく、最初に意義を伝える理由は2つあります。
ひとつ目は、仕事の目的を理解してもらうためです。任せる仕事の意義、つまり目的やゴールイメージが理解できると、仕事を進める中で発生する意思決定の拠り所となります。「こんなことくらいで、いちいち相談しないでくれよ」とぼやいてしまいそうな部下がいた場合、意義が理解できていないことがほとんどです。意義がわからなければ、相談が逐一必要になってしまいます。
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