Facebookの「キャンバス広告」の秘密とは? 約3分の滞在時間を獲得したテスト事例
Facebookが2015年6月、カンヌ国際広告祭で発表した「キャンバス広告」。
このメニューは、同サービスのニュースフィードに現れ、タップすると全画面に展開する広告だ。ビデオや大型画像、GIFなどのインタラクティブな機能を用いて、ユーザーに訴求できる。パブリッシャープラットフォーム「InstantArticle」に、よく似たメニューといえるだろう。
「キャンバス広告」のテストには大手が参加
Facebookによる「キャンバス広告」のテストには、ウェンディーズ、ゲーターレード、スーパー大手ターゲット、百貨店大手メイシーズ、ファッションブランドのマイケル・コースなどが参加。なかでもクルーズ客船旅行サイトのカーニバル・クルーズ・ラインは、このメニューで数分間のアテンションを獲得し、「動画広告よりも好成績」だったことを明らかにした。
カーニバル・クルーズが展開したのは、潜在顧客をターゲットとした「キャンバス広告」。ユーザーは、モバイルのスクリーン全体に繰り広げられるリッチな画像をスクロールし、クルーズ船や寄港先でのバケーションの様子を体験できる。