「阪神なんば線」が開通、地域住民の期待、自治体の思惑、鉄道会社の目論見を乗せて--《NEWS@もっと!関西》
奈良側も2010年1月からの「平城遷都1300年祭」を控えることもあり、「新線が“呼び水”になりますわ」(奈良県庁)と歓迎ムード。既に三宮駅で古都の魅力をPRするポスターを掲示するなど、誘致活動に注力している。地元ホテルも、兵庫県民を対象に室料半額など超特価の宿泊プランを準備した。
奈良県を訪れる観光客は07年度約3万5000人と前年比微増だったが、1988年の「ならシルクロード博覧会」をピークに減少基調にあることは確か。新線開通を好機と捉え、地域をあげて巻き返す姿勢である。
不況が暗い影を落とす関西圏に、阪神なんば線の開通が明るいニュースとなったことは間違いない。
せんとくんが、トラッキーとラッキーのエスコートで、阪神沿線を巡り奈良をPR
(梅咲 恵司=東洋経済オンライン)
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