「余計な一言」を言う人が好かれるはずもない訳 言葉を発する相手の感情に寄り添えていますか
周りの人の話を聞いていると時折、
「なぜ今この人、こんなことを言うんだろう」
と思わせる人がいます。
「だからこの人は嫌われるんだよな」という言葉を使う人です。
例えば、話し手が、
「私ね、すごく大事にしているワンちゃんがいるの」
と楽しそうに話しているにもかかわらず、
「俺、犬嫌いなんだよね」
と、すぐに言ってしまうような人です。
相手の気持ちを考えず、余計なひと言を言ってしまう人です。
意外にも、世の中には余計なひと言を言ってしまう人がとても多いのです。
仮に自分が犬を苦手としていたとしても、
「そんなに可愛いんだね。いいね」
とだけ言えばいいのです。
なにも相手は「犬を好きになってくれ」と強要しているわけではないのですから。
なんでも正直に言えばいいというものではない
うまくいく人は、例えば相手が、
「私、犬が大好きなんだけど」
と言えば、
「そうなんだね。好きなんだね」
と答えます。
そこで、
「あなたはどうですか?」
と聞かれたとしても、
「私は犬を飼っていないからよくわからないけど、あなたがそう言うんだから可愛いんだろうね」
と答えます。
つまり自分が嫌いだとしても、相手の感情に寄り添う言葉を発するのです。
また、ある人が、
「社長をすごく尊敬してるんだ」
と言ったとします。
であれば「いいことね」と返せばいいだけです。
たとえ、その社長の評判が良くなかったとしても、
「あなたのところの社長、評判悪いよ」
とわざわざ言わなくていいのです。
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