ロンドン五輪、10億円のサムスンに0円で勝ったアップル

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一方、悔しい思いをしたのはライバルのサムスン電子。

11社ある「ワールドワイドオリンピックパートナー」の1社として、五輪期間中に選手村などでギャラクシーシリーズをデモンストレーション(写真は開会式でのプロモーションの様子)。

日本でもNTTドコモを通じて、日本選手団にタブレット端末ギャラクシーノートを無償配布した。日本での宣伝にも力を入れ、広告代理店の推定では、サムスン日本法人は期間中に約10億円のテレビCMを打った。しかし、肝心の選手の利用はいま一つ。五輪の宣伝効果は、アップルに及ばなかった。

(山田俊浩 =週刊東洋経済2012年8月25日特大号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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