ソニーはユーロ安の逆風に加え、スマホがデジカメとゲームを侵食。通期業績見通しを大幅下方修正
並行して進めるのがリストラだ。化学事業の売却に伴い約3000人の従業員がグループを離れるほか、さらに国内外で7000人の人員削減を今下期を中心に行う。この効果は来14年3月期に現れることになりそうだ。
平井一夫社長の下で大幅な事業見直しやリストラを進めているソニーだが、同社に必要なのは稼げる商品を生み出すことだ。コア3事業に掲げたデジタルイメージング、ゲーム、スマホは、現時点で勢いがまるで感じられない。14年3月期に向けても、回復への道のりは不透明感を増しているように見える。
(前田 佳子 =東洋経済オンライン)
《東洋経済・最新業績予想》
(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益
◎本2012.03 6,493,212 -67,275 -83,186 -456,660
◎本2013.03予 6,800,000 130,000 150,000 20,000
◎本2014.03予 7,100,000 170,000 180,000 30,000
◎中2011.09 3,069,910 25,865 23,214 -42,479
◎中2012.09予 2,900,000 40,000 50,000 10,000
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1株益¥ 1株配¥
◎本2012.03 -455.0 25
◎本2013.03予 19.9 25
◎本2014.03予 29.9 25
◎中2011.09 -42.3 12.5
◎中2012.09予 10.0 12.5
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