電動アシスト自転車が快走、子育て世代に浸透

拡大
縮小

電動モーターでペダルをこぐ力を補助する電動アシスト自転車の市場が広がっている。

電動アシスト自転車は1993年にヤマハ発動機が初めて製品化した。当初の購入者はシニア層が中心だったが、子育て世代などに拡大。健康や環境志向も追い風になり、この10年で市場が倍増した。2011年の国内出荷台数は約43万台と、低迷するオートバイ(約44.5万台)に肩を並べた。現在はヤマハ発動機とパナソニックの2強体制だ。

市場拡大のきっかけは、ほかにもある。1つは“電動アシスト力”が高まったこと。08年末に、人力:アシスト力=1:1から1:2に法改正され(時速10キロメートルまで)、発進時のスムーズな加速が可能になった。

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT