電動アシスト自転車が快走、子育て世代に浸透

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もう1つは、09年に3人乗り(幼児2人同乗用自転車)が解禁されたこと。これにより、子育て世代の需要がさらに増えた。バッテリー性能も向上した。現在の主流は小型・軽量化できるリチウムイオン電池。最大900回充電でき、1回の充電で40~50キロメートル走るモデルもある。

ヤマハ発動機の森本実・SPV事業部長は「購入者の約8割は新規顧客。今後も年3~5%の市場拡大が見込める」と語る。息の長いヒットとなりそうだ。

(並木厚憲 =週刊東洋経済2012年7月28日号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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