内定獲得のチャンスはまだまだ十分にある--東洋大学理工学部・小島貴子准教授に聞く

内定獲得のチャンスはまだまだ十分にある--東洋大学理工学部・小島貴子准教授に聞く

13年新卒に対する企業の内定出しはヤマ場を超えた。内定を獲得できていない学生はどのようにすべきか。キャリア教育に詳しい東洋大学理工学部・小島貴子准教授に聞いた。

--5月中に主要企業の内定が出ましたが、まだ内定を取れていない学生も多くいます。

内定を持っていない学生は活動しているつもりでも、実際は活動していないことが多い。人に会わずにネットに頼っているので情報が偏っている。今の学生は同世代の中で同じタイプの友人と過ごしてきたので、違うタイプの人に会うのが怖いのだ。偏った情報の中で自分勝手な思い込みをしているかもしれない。もしそうならば、親がこれを是正してあげる必要がある。

--親が意見を言っても子どもが素直に受け入れるとは思えませんが。

親が子どもに質問するのがいい。勝手な思い込みをしている場合は、子どもは口に出すことで矛盾に気づくことが多い。子どものこだわりやプライドは、実際は現実逃避である場合もある。

もし、子どもが就活を休んでいるならば、その理由を問いただすべきだ。挫折したまま止まっているならば、外に出るように指導しよう。求人はまだ多数あるので、悲観する必要はない。

 

--しかし、大手企業の募集はほとんど終了しています。

今の大手企業が将来も大手企業であるとは限らない。父親は社会に出ているから冷静な目で見ることが出来る。母親は自分が産み、その後も長い時間接してきたので子どもを客観視できないが、父親は客観視できる。子どもと企業が今、何をしているのか、今後何をしようとしているのか、もし入社したら具体的に何ができるのかなどについて話し合うといい。

 

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