シャープの株主総会は株価低迷への批判や鴻海との提携を不安視する声相次ぐ

シャープの株主総会は株価低迷への批判や鴻海との提携を不安視する声相次ぐ

6月26日、大阪市内でシャープの株主総会が開催された。議長は片山幹雄・取締役会長。出席株主数は1787人で、14人の株主が質問を行った。「取締役12名選任の件」など3つの会社提案はすべて承認された。所要時間は2時間18分だった。

冒頭、議長の片山会長が役員全員を起立させ、2011年度の業績低迷について株主に詫びた。その後、奥田隆司社長が「自前主義からの脱却」など新体制の経営方針を説明した。質疑応答では株価低迷への厳しい批判や、鴻海との提携を不安視する声が上がった。

主な質疑応答は以下のとおり。 

--鴻海のテリー・ゴウ氏がシャープの買収を検討していると報道されている。今後、鴻海との関係はどうなっていくのか。

(奥田社長)テリー・ゴウ氏とは私も片山もお互い話をよくしている。協業というのはトップどうしの打ち合わせ、実務担当どうしの打ち合わせがうまくいってこそ進む。共存・共栄・共生をモットーとしている。あのような(買収の)事実はない。

堺工場を運営するシャープディスプレイプロダクト(SDP)の社名変更、SDPの役員人事については協議をしている最中であり、今後、互いに取締役会を開いて決定する。SDPの社長については(鴻海からの派遣ではなく)シャープ側からの出向という形を考えている。

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