みずほFGの株主総会はなお3時間、競合2メガに比べ株価、配当水準の低さに不満の声

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みずほFGの株主総会はなお3時間、競合2メガに比べ株価、配当水準の低さに不満の声

みずほフィナンシャルグループ(FG)の株主総会が、6月26日10時から開催された。議決権数2億3998万2387万個、議決権保有株主数26万3721名に対し、委任状とインターネットによる議決権行使を含め、提出済みが1億4456万8460個、26万3721名。10時時点での株主総会への出席株主数は2714名、終了時には4187名だった(昨年は4501名)。総会終了までの時間は3時間01分(昨年は3時間19分)だった。
 
 みずほFGには、一昨年から一部同じ株主からのものを含む株主提案が出されており、今回も会社側議案3件(剰余金処分、取締役の選任、監査役の選任)に対して、株主からの議案が10件も提出されていた。

株主提案の内容は「役職員に支払う報酬の制限」「利害関係のある会社に対する株式評価業務の引き受けに関するもの」「政策保有株式の議決権行使に関するもの」「役員研修の方針や実績の開示」「役員報酬の個別開示」「生活保護受給資格調査への協力に関するもの」「株主提案字数制限の緩和」「白票を会社側提案について賛成」「株主提案について反対とすることの禁止」「取締役会議長と最高経営責任者の分離」「監査役における内部告発窓口の設置」というもの。結局、株主提案は反対多数として、すべて否決された。
 
 昨年の総会が、東日本大震災時のシステム障害をめぐり、荒れ模様の総会となったのに対し、今年は論議を呼ぶ特段の大きなテーマがあったわけではない。

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