■「安心度」は西之表市(鹿児島)がジャンプアップ
「安心度」は前回13位の西之表市(鹿児島)が1位となった。
「15~49歳女性人口当たり出生数」が増え、前回の116位から14位に大きく順位を上げたことが最大の要因である。一方で、前回首位の奄美市(鹿児島)は「介護老人福祉・介護老人保健施設定員数」の減少から同項目の順位が大きく下がり、32位まで後退した。
このカテゴリーでは上位10都市のうち8都市までを九州南部と沖縄地方の都市が占める。奄美・沖縄地方を中心として、この地域は出生率が高く、「15~49歳女性人口当たり出生数」では3位の由布市(大分)と8位の倉吉市(鳥取)以外は全国トップクラスの位置にあることが寄与している。
また、合志市(熊本)、人吉市(熊本)など大型病院等が立地し「人口当たり病床数」の評価が高い都市、野々市市(石川)や豊見城市(沖縄)など介護施設が充実し「高齢者人口当たり介護施設定員数」の評価が高い都市のように、都市によりタイプは異なる。首都圏からは、病床数、介護施設定員数の両方で全国トップクラスの青梅市(東京)が14位にランクインした。
(加藤千明 =東洋経済オンライン)
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