シトロエンが新型車「DS5」投入、販売体制も強化へ

シトロエンが新型車「DS5」投入、販売体制も強化へ

プジョー・シトロエン・ジャポンは、シトロエンブランドの新型5ドアハッチバック車「DS5」(=写真=)を8月1日に発売する。これまで手薄だった高級モデルの位置づけで、国産や輸入車の競合に対抗していく構えだ。

DS5は排気量1.6リットルの直噴ターボエンジンを搭載。日本仕様としてルームミラー内にモニターを配し、死角となる部分を映し出す機能を備えた。また、最上位モデルには高級雄牛革を使用したレザーシートを採用するなど高級感を重視したインテリアとした。価格は400万円からという設定で、日本国内では発売開始の8月から12年末までに300台の販売を計画している。

今回発表した「DS5」は昨年11月から欧州で販売を開始しており、すでに1万5000台を販売。母国フランスでは5月に大統領に就任したフランソワ・オランド氏の公用車としても採用されている。

シトロエンブランドの2012年1~5月の国内販売台数は小型車「C3」や「DS4」の好調な売れ行きで1595台と前年同期比で42.3%増となった。今回発表した「DS5」はシトロエンブランドの中でも最高モデルに位置し、これまで手薄だった上級グレードの車種を増やすことで、新たなニーズの獲得と同時に国産や輸入車の上位ブランドに対抗していく算段だ。

プジョー・シトロエン・ジャポンの上野国久社長(=写真=)は「13年末までに60店舗の体制(11年末42店舗)を整える」ことを明らかにし、販売体制の強化を図っていく方針を示した。今年の販売台数見通しについては「4000台(前年比29.3%増)を見込んでいる」として12年初に掲げた年間販売3500台の目標を上方修正した。既存車種の好調な売れ行きや今回発表の「DS5」の投入効果を見込んだ格好だ。

(又吉 龍吾=東洋経済オンライン)

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