最安は9.8万円・最高額は15.4万円!JR山手線「家賃相場が安い駅」ランキング全30駅
同じく3位の池袋駅は2位・大塚駅から1駅目。JR各線をはじめ東武東上線、西武池袋線、東京メトロの丸ノ内線・有楽町線・副都心線が乗り入れる一大ターミナル駅だ。駅周辺は都内を代表する繁華街の一つとして知られているため、「JR山手線沿線で3番目に家賃相場が安い駅」というのは少々意外にも思える。
ただ、家賃相場を調べた「駅徒歩15分圏内」には商業施設が林立する駅前エリアだけではなく駅南側~西側の住宅街も含まれるため、一人暮らし向けの手頃な物件もそろっているようだ。住宅街に入れば駅前のような人混みとは無縁なので、想像するよりも静かな暮らしができそうだ。
「JR山手線沿線で安く住むなら北側の駅」と判明
ここまでピックアップしたトップ3の4駅が位置するのは、いずれもJR山手線のなかでも北側の区間。新宿駅と神田駅を結んで走るJR中央線で南北に二分される、環状に続くJR山手線の北側半分にあたる。
さらに、5位の高田馬場駅から外回り(時計回り)に並ぶ駅の順位を見てみると、目白駅(同額5位)~池袋駅(同額3位)~大崎駅(2位)~巣鴨駅(同額8位)~駒込駅(10位)~田端駅(1位)~西日暮里駅(同額3位)~日暮里駅(7位)となっており、家賃相場が同額10万9000円で8位にランクインした大崎駅を除くトップ10の駅はすべて、北側半分の区間に集中していることがわかる。
そして「JR山手線はJR中央線よりも北側にある駅のほうが家賃相場は安い」という結果は、今回調査に限ったことではない。同様の調査を行った2022年版~2025年版の結果でも、その傾向は表れていた。だから「JR山手線沿線で安く住みたい」という場合、まずは沿線の北側半分にある駅から探していくのがよいだろう。
過去5年間(2022年版~2026年版)の調査結果を見返すと、ほかにも興味深い点が見えてくる。年によって調査条件が多少異なるため参考程度の比較にはなるが、2023年版から4年連続で、田端駅が不動の1位を飾っているのだ。
●JR山手線沿線の家賃相場(2022年版~2026年版調査)
また、2025年版までは5位~7位だった大塚駅が今回は2位におどり出ているが、家賃相場が以前よりも下がったわけではない。ほかの駅の値上がり幅が大きいため、相対的に順位がランクアップした様子。ここ5年間の家賃相場を見ると、8万円台の駅があったのは2024年版まで。そして2025年版では9駅あった家賃相場9万円台の駅が今回は2駅のみに。都内の家賃相場の高まりが、改めて身に沁みてわかる。
この調子で家賃の上昇傾向が続くと、家賃相場が10万円以下の駅がJR山手線沿線から消滅する未来もすぐにやってきそう……。2027年版のランキングでも、ギリギリ9万円台の駅が残されているだろうか。1年後の調査結果に、こうご期待!?
【調査対象駅】SUUMOに掲載されているJR山手線沿線の駅(掲載物件が20件以上ある駅に限る)
【調査対象物件】駅徒歩15分以内、築年数35年以内、10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DKの物件(定期借家を除く)
【データ抽出期間】2025/7~2025/12
【家賃の算出方法】上記期間でSUUMOに掲載された賃貸物件(アパート/マンションのうち普通借家契約の物件のみ)の管理費を含む月額賃料から中央値を算出(3万円~20万円で設定)
※駅名および沿線名は、SUUMO物件検索サイトで使用する名称を記載している
文/大西智与
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