団地の怪「ベランダに焼きそばが!」空から食べ物が降ってくる珍事件! 犯人捜しより有効だった"管理組合の解決法"
救いだったのは、ご夫婦が大工のA君の幼い頃をちゃんと覚えていたことでした。「最近のことは知らないけれど、小さな頃は子ども会で一緒だったの」というお母さんに、「A君が子どもをかばったんですよ」と話をすると、食べ物落下の件は快く、スルーしてもらえることになりました。ところがどっこい、話はこれで終わりじゃなかったのです。
【事件2】事件その1から2週間後、次の事件が……
12月度の理事会の翌週、最初の落下事件が起きてから2週間後に次の事件が起きました。
B君「今回は缶詰の黄桃らしきものの中身と缶が落ちているとのことで、そのまま置いてもらっています。可能でしたら写真を撮っていただけたらと思い連絡しました」
なんということでしょう。お勤め中のB君のスマホを住人が何度も鳴らしているようです。B君は会社の人たちの目を盗んで私にこっそりLINEしてきたのでした。
私「単身世帯やから家族に頼るわけにもいかへんもんな……私が代わりに行ってあげなくっちゃ」
自宅で仕事をしている理事長ライターが直接、1階のお宅に伺うことにしました。
ピンポーン♪
私「はじめまして。今年度、理事長をしております、C棟の水野です」
1階のお母さん「わざわざ、スミマセン。いえね、理事長さんに片付けてほしくて言ってるわけじゃないんですよ」
恐縮しながらベランダ(バルコニー)の様子を見せてくれます。
私「わ~確かに黄桃が散乱していますね」
前回の焼きそばの証拠写真も見せてくれました。
1階のお母さん「一体、どういうことなんでしょう?」
私「今、在宅されているんでしょうか? ちょっと上まで行ってみます」




















