経済効果は年3兆円、2月22日「猫の日」に考える日本人の間で高まる「猫ブーム」の背景

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(写真:ブルームバーグ)

アジアの多くの国・地域が今週、春節(旧正月)を祝った。今年は午(うま)年だが、干支(えと)に猫はない。伝説ではネズミにだまされて仲間入りを逃したとされるが、日本にはそれを十分に埋め合わせる日がある。

2月22日の「猫の日」だ。1980年代後半にペットフード協会が制定したもので、語呂合わせに基づく数ある記念日の一つだ。例えば、「いい夫婦の日」(11月22日)や「マヨネーズの日」(3月1日)などがある。

「ネコノミクス」

猫の日はここ数年、企業が拡大する猫に関係する市場を取り込もうとする中で注目を集めている。大手コンビニエンスストア各社はテーマ性のあるデザートやグッズの販売数を競い合い、今年は肉球型のプリンなどを目玉商品にしている。エネルギー大手のENEOSホールディングスは、全面電動化した段ボール製「お猫さま専用タワーマンション」で顧客の関心を引こうとしている。

猫による経済効果は現実のものだ。「ネコノミクス」に関するリポートを毎年公表している関西大学の宮本勝浩名誉教授は、その規模を年3兆円近いと推計している。

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