「高市トレード」はひとまず織りこみ今後は3月に向け彼岸底へ、だが「デフレ脱却景気」はまだまだ続く

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「高市自民大勝」を受けた9日の相場から1週間。日本株もさすがに「小休止」となるか(写真:ブルームバーグ)

もともとは江戸時代のコメ相場が起源と言われるが、株式市場にはこの時期の有名な相場格言に「節分天井彼岸底」というものがある。

「高市トレード」で今年は「節分天井」の格言が外れた

これは「新春相場は節分の時期(2月上旬)に高値をつけて、彼岸の時期(3月中旬)に安値をつける」という意味だ。これが面白いのは他の格言と違って「節分天井」と「彼岸底」という2つの格言で成り立っていることだ。そして、現代の投資家にも「当たる」と認知されていることだ。

しかし、2026年は「高市トレード」に翻弄されて、少なくとも「節分天井」は大きく外れた。高市トレードが続く中で、今年の日本株は日経平均株価で言うと1493円高の5万1832円で始まったが、その後は1月14日に5万4487円の史上最高値を付けた後、大きく押し目を入れた。

だが、2月3日(節分)に一気の2055円高の戻りで再び高値を取った。その急激すぎる上昇と4日、5日の連続下落で、今年も「節分天井か」のムードが市場に漂った。結局のところ、衆議院選挙で予想外の「高市自民の大圧勝」はあったものの、日経平均は一時5万8000円台を付けたのだから「節分天井」は大ハズレと言いうことになる。

次ページでは「彼岸底」はあるのか?
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