2005年と2024年とで比較してみます。
まず、初婚同士の全体婚姻数は51%減ですが、妻年上婚は47%減、同い年婚は42%減なのに対し、夫年上婚は56%減。しかも、全体の婚姻減の6割以上をこの夫年上婚の減少が占めています。いいかえれば、夫年上婚の減少が全体の婚姻を押し下げているわけです。
さらに、夫年上婚の内訳で見ると、同期間の減少率は、1〜4歳年上55%減 5〜6歳年上61%減、7歳以上年上58%減ですが、途中の推移をみると、7歳以上夫年上婚はコロナ禍前の2019年までは、同い年婚とほぼ同等の減少率しかありませんでした。つまり、コロナ禍以降で急減したものの、それまでは7歳以上夫年上の初婚は他よりも健闘していたと言えるわけです。男性が8歳年下を希望すること自体を「おぢアタック」として全否定する必要もないと言えます。

確かに、婚活と言う観点では同い年婚がもっとも減少幅は小さく、効率を考えれば同い年あたりを狙うのがいいという判断もありますが、実は深刻なのは1〜6歳夫年上婚の減少が著しいことです。
結婚のボリューム年齢層の婚姻減
これを男女各才別にみると、明らかにどこがボトルネックになっているかがわかります。
男性でいえば、27歳から35歳が極端に減っており、減少のピークは30歳です。女性は、24歳から31歳で減っており、減少のピークは27歳です。妻年上婚も同い年婚も減ってはいますが、ボリュームとして大きいのは夫年上婚であり、男女ともかつてもっとも結婚が多かった男性30歳まで、女性27歳までの初婚が大幅に減ったことが全体に影響しています。

実際に結婚した夫婦の年の差は前述したように20年間大差はないのですが、いわば結婚のボリューム年齢層である20代後半から30代前半の初婚の激減が婚姻減の要因ということになります。


















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