54歳で東京藝大合格。「京大卒→電通で32年勤務」のエリートに退職&学び直しを決断させた"あの時の後悔"

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和田さんは埼玉県の浦和市に生まれ、幼稚園の入学前に神奈川県鎌倉市に移り住み育ちました。小学生くらいの時の和田さんは、感情の起伏が激しく、授業参観の際には教室を歩き回っているような子どもだったそうです。

小学校は校内暴力や学級崩壊の走りの時期で荒れていましたが、進んだ公立中学校では、新興住宅地がある地区から生徒が集まったため、お行儀の良い生徒も多かったそうです。

高校では、校風も自由で、青春を楽しむ環境が整っていると感じた鎌倉高等学校に行きたいと思います。

「願書を高校に出しに行った時に、人が出てはいけない校舎のベランダから、上級生が僕らに向かって『受験頑張れ!』と応援してくれているのを見て、思ったとおり自由な校風でいいな、自由が好きな自分には合うなと思いました。入学式でも先生が『鎌高は日本で3本の指に入る景色の良い学校だ』と言っていて本当にそのとおりだと思いました」

京都に魅了された高校時代

鎌倉高等学校に無事合格した和田さんは、想像どおり楽しい高校生活を送ることができました。

志望校には関西の大学を希望します。中学の卒業旅行で京都に行ったことがきっかけで京都が好きになり、高校2年生の時には友達と一緒に夏休みの40日間をユースホステルに泊まり込みで働いていました。

和田さんの高校時代
中学の卒業旅行をきっかけに京都が大好きに。高校の夏休みには泊まり込みで働いたことも(写真:和田さん提供)

「高校の時は京都にハマりました。長期休暇だけではなく、休みが少しでもあったら京都に行くくらいの勢いでした。ユースホステルの方に『そんなに京都が好きならこっちの大学に来れば?』と言われたので、京大志望ではなかったのですが、関西の大学に行きたいと強く思っていました」

京都旅行
京都に頻繁に通った高校時代(写真右が和田さん)(写真:和田さん提供)
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