「芸能界は努力しても報われないことのほうが多い世界なんだ」 オールナイトフジコ出演の東大院生「芸能界は向いてない」悟り後の堅実な選択

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「実は、番組出演の話が来たのが、まだタレント活動を続ける道を考えていた時期だったんです。なので、オーディションを受けたんですが、その後に就活をすることも決めたので、就活をしながらオーディションを受けて、内定後にオーディションに合格したような形でした」

番組出演が決まった段階では既に内定が出ていたため、番組出演を辞退する選択肢もあった。しかし、安藤さんのなかでは学部1年生からの夢である起業も、そのための手段としてのタレント活動も諦めきれてはいなかった。

「悩んだんですが、最終的にはミスコンと同じく『自己表現の可能性を探りたい』と思って、出演を決めました」

学部生時代からのテーマでもあった「自己表現」を実現しつつ、あわよくばタレントとして生きていけるかもしれない。そんな期待を抱きながら出演を決めた安藤さんだったが、番組開始後すぐに「芸能界は自分にはムリだ」と気づいたという。

安藤さん
『オールナイトフジコ』の卒業証書(写真:本人提供)

「これまで私は、勉強もミスコンも努力すればある程度報われてきた人生だったんです。でも『オールナイトフジコ』に出させていただいて、『芸能界は努力しても報われないことのほうが多い世界なんだ』と、肌で体感しました。私みたいな『もしかしたら……』ぐらいの覚悟の人間が、芸能界で生きていけるわけないなって」

そして、安藤さんは大学院卒業を期に番組も卒業。当初の予定通り、内定先のコンサルティングファームに就職した。

「自身に足りない部分を伸ばす」ためにコンサルに

「芸能界には向いていなかった」と気づいた安藤さんだが、インターンやビジコンを経験し、東大の大学院を卒業したこともあり、コンサルでは自分の強みを活かせると考えていた。

しかし、結果として「コンサルも向いていなかった」と安藤さんは感じたという。

安藤さん
コンサルに就職も「向いてなかった」と自己分析中。その理由は…(写真:筆者撮影)

コンサルティングファームに就職した安藤さんだが、そもそも就活時にはコンサルに絞って就活をしていたわけではなかった。

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