東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

「この人、聞き上手だなあ!」と思わせる"相づちの打ち方" 相手の心を一発でつかむ「オウム返し」の方法とは

4分で読める
  • 和仁 達也 ワニマネジメントコンサルティング代表取締役
2/3 PAGES
3/3 PAGES

だから、相手の話の中から大事なキーワードを瞬時に拾って返すコツをつかむ必要があるのです。

「たった一言」で相手の心に深く刺さる

②要約のオウム返し

これは、相手が話した内容を、自分なりに要点をまとめて返す方法です。

『たった一言で頭がいい人だと思われる コンサルタントの言語化力』(かんき出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

相手:「最近、上司からいろいろな仕事を頼まれて、全部こなそうと頑張ってるんだけど、正直キャパオーバーで……。でも断ると評価が下がりそうだし、どうしよう」

自分:「上司の期待を裏切りそうで、不安なんですね」

相手:「最近、友達との関係がちょっとギクシャクしてて。私が言ったことが気に障ったみたいで、距離を置かれている気がする」

自分:「自分が友達を傷つけたかもしれないって、心配なんですね」

要約のオウム返しは、うまくできると「たった一言」で相手の心に深く刺さります。

自分の中でモヤモヤしていた感覚が、ほんの一言でクリアになる。まるで、自分の感情や思考にラベルを貼ってもらったような感覚なのかもしれません。

だから、要約のオウム返しができるようになると、会話は一気に深まります。相手が話すつもりはなかった、心の奥深くにある話を引き出せることもあるのです。

ただ、僕も最初は「いや、そうじゃなくて」とよく言われ、要約のポイントを外していました。打率が最初は1割や2割で、なかなか当たらないなっていう感じでした。

けれども、経験を積むと、「前もこんなシーンがあったな。今度はこう返してみよう」と判断基準ができ、徐々に正解に近いオウム返しができるようになります。それを繰り返すうちに、「こういうことですよね?」と核心をとらえるようなオウム返しをできるようになりました。

まずは、「当たって砕けろ」という感覚で、やってみることをお勧めします。

最初は家族や友人を相手に、要約のオウム返しを試してみるといいかもしれません。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象