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「技術による先進」変えぬアウディの製品戦略とは? セールス&マーケティングのトップに聞いたビジョン

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もうひとつは、新しいマーケットの開拓に役立つとする。

「現在、F1は世界的に人気が高いので、そこでの活動は若い層や女性層など、いま私たちが必要としている購買層へのアピールにつながると考えています」

日本でもF1ファンは少なくないし、私だって「R26」(Rはアウディがレースマシンに伝統的に使用する記号)の走りっぷりをテレビで観戦したい。

アウディの「いまとこれから」を話すシューベルト氏(写真:アウディ ジャパン)

シューベルト氏とともにインタビューに参加していた、アウディ ジャパンでブランドディレクターを務めるマティアス・シェーパーズ氏は、「アウディシティなどでパブリックビューイングを実施できたらいいですね」と言っていた。

アウディは、80年代から00年代まで、いまより強いブランドイメージをもっていた。個人的な印象を言葉にすると、知的で先進的、それと同時にいい意味でアグレッシブ。

「コンセプトC」のデザインは初代「TT」(左)のデザイン要素を引用する(写真:Audi)

「それはよくわかります」とシューベルト氏はうなずいてくれた。

「私がアウディで仕事をはじめて20年以上になりますが、当初はまさにそこに惹かれたのですから。また同様のイメージを獲得することをめざしています」

近未来のアウディのヒントがここに

F1とともに、近い将来におけるアウディの変革を期待させるのが、「コンセプトC」だ。25年秋にミラノと、それに続くミュンヘンでの自動車ショーで公開された。

本質を浮かび上がらせるため、「必然的に一切の無駄を削ぎ落とした」とアウディは、この格納式ハードトップをそなえたロードスターを表現。

「コンセプトC」は戦前のアウディのレーシングマシンを彷彿させるコクピット背後の”バルジ”をもつ(写真:Audi)

プレスリリースには「純粋な形態、精緻さ、堅固さを兼ね備えたアスレチック・ミニマリズムを体現しています」と記されている。

コンセプトと銘打たれているが、単なるコンセプトカーでは終わらない。

「完全電動スポーツカーとして将来登場する市販モデルを予見させます」と公表されているように、量産化が計画されているという。

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【変わるデザイン、変わらぬフィロソフィー】

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