司会者がどのような経緯で今回の服装を選ぶことになったのかは不明ですが、結果的に謝罪に寄り添っていないイメージを持たれてしまった可能性は否めません。
では謝罪のドレスコードにおいて、スーツやネクタイで適切なのは、黒なのでしょうか、それとも紺なのでしょうか。
謝罪のドレスコードは、黒?紺?どちらが正解か
テレビの映像やSNSの写真では、黒に近い濃紺スーツ着用の場合、光の加減では「黒だと捉える」人もいます。だからこそ謝罪会見のスーツについて、「黒が正解」と言う人もいれば、「紺が正解」という意見もあります。
諸説ありますが「濃紺やチャコールグレーが無難」とされます。一方、黒については「相手に圧を感じさせる」懸念や「反省イメージを狙いすぎている」という認識を避けるため、最近では避けたほうがよいと言われています。そもそも日本における謝罪のドレスコードは、喪に服する「お葬式」の文化に紐づいていると言われていて、そういう意味では「黒が主流だった」時代もあるわけです。
ところがテレビとSNSの普及により、もはや企業の謝罪会見は、「映像コンテンツ」扱いになりました。危機管理という点においては、発言以外の部分で揚げ足を取られないよう「服装は、人の記憶に残らない」ことが正解というわけです。つまり黒に近いダークカラースーツだけれども、「喪服ではない」というバランスが落としどころ。
ここから現代のビジネスリーダーが、"有事"に備えて知っておくべき、謝罪のドレスコードについて、具体的に整理します。まずスーツ生地については、シルクや高級ウールは、照明による反射で華やかに見えすぎるため、できるだけツヤが目立たないマットな質感のものをチョイスしてください。


















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