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ライフ #商業施設で変わった街

「工業の街」「夜の街」だったのに、今やファミリーが集う街に!川崎が大変貌を遂げた「東口→西口」再開発の実態

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  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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大型ショッピングセンターは一般的に、テナントと6年程度の定期建物賃貸借契約を結び、契約終了の時点でリニューアルを行う。「ラゾーナ川崎プラザ」は2006(平成18)年にグランドオープンし、その後2012(平成24)年、2018(平成30)年とリニューアルを実施。県内初出店のテナントの誘致や、「ルーファ広場」の改修により強みを磨いてきた。

前編で詳報したように、駅前ファッションビルを彷彿とさせる側面と郊外大型モールのような側面を併せ持つ。オープン以降、日常利用から休日レジャー需要を満たす、都心型と郊外型のハイブリッド商業施設として発展している。

「ラゾーナ川崎プラザ」は日本のショッピングセンターの中で、トップクラスの売上高を誇る。JR川崎駅の乗降客数も増加しており、「ラゾーナ川崎プラザ」がオープンする前の2005(平成17)年時点では16万3495人であったが、2024年には19万4391人となった。

次なる進化に期待

川崎宿に端を発し、工業都市として発展、そして「夜の街」の印象を帯びた川崎は、東口の再開発、そして西口の「ラゾーナ川崎プラザ」の誕生によって、そのイメージを劇的に変えてきた。駅前ファッションビルと郊外大型モールという2つの顔を持つ商業施設として、東京・横浜への購買流出を防ぎ、子育て世代を呼び込み、街の景色を一変させたのである。

「ラゾーナ川崎プラザ」は、2026年秋に過去最大規模のリニューアルを予定している。「ラゾーナ川崎プラザ」の進化により、次は川崎の街にどのような変化が起こるのか。その未来に期待を寄せたい。

【もっと読む】川崎「ちょっと怖い街」印象を変えた施設の正体

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