「ラゾーナ川崎プラザ」 の開発地に存在した東芝川崎事業所は、2000(平成12)年に閉鎖。跡地の利用について東芝が三井不動産にコンサルティング業務を委託したことが、「ラゾーナ川崎プラザ」開発の始まりである。
東芝の工場敷地内にあったソメイヨシノが移植され、石碑にこの地の歴史が刻まれているなど、現在の「ラゾーナ川崎プラザ」にも東芝の歴史が引き継がれている。
「ラゾーナ川崎プラザ」の街づくりのコンセプトは「再生」と定められた。20世紀の「近代化・工業化」「ものの豊かさ」の時代から、21世紀は「人と自然の調和」「人と人、自分と社会の関係の回復」「思い出づくり」の時代になると捉え、人と人、人と自然、そして自然な自分に再生するとの意味がこめられている。川崎の街の変化がよく表れていると感じる。
建築コンセプトは「大屋根のある街」とされ、スペインの建築家リカルド・ボフィル氏が大屋根を設計。都心の駅前でありながら、大きな広場「ルーファ広場」が設けられた。
「ルーファ広場」では、小さな子どもが芝生を走り回ったりベンチで休む人がいたり、「街の庭」のような役割を果たしている。
広場は賃料を生まない。それでも街にとって広場の果たす役割が大きいことを、「ラゾーナ川崎プラザ」は示している。
都心型+郊外型のハイブリッド商業施設として発展
テナントは、スーパーのSANWAやビックカメラ、109シネマズ、高感度ファッション、食物販などを含む約300店舗が出店した。


















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