【WRCのために生まれ、姿を消した名車の功績】三菱「ランサーエボリューション」の歴史と、現行モデルに引き継がれる伝統のテクノロジー

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各機種の主な特徴は、まず、4代目のランエボⅣでは、走行状況に応じて後輪左右の駆動力差をアクティブにコントロールする「AYC(アクティブヨーコントロール)」を採用。コーナリング時の回頭性とブレーキング時の安定性を向上させたことがトピックだ。

また、4G63型エンジンは、高速型カムプロフィール、鍛造ピストン、ツインスクロールターボチャージャーなどの採用により、最高出力をさらに10PSアップ。ついに、当時の国内自主規制値である最大出力280PSを達成した。

3ナンバーとなったランエボⅤ

1998年発売のランサーエボリューションⅤ
1998年発売のランサーエボリューションⅤ(写真:三菱自動車)

5代目ランエボⅤでは、ワイドボディの採用で全幅を先代の1690mmから1770mmに拡大。それまでの5ナンバーボディから3ナンバーボディに大型化した。

また、エンジンの最大トルク増大などに合わせ、足まわりや制動力もアップデート。タイヤサイズを拡大(ランエボIV 205/50R16→ランエボV 225/45R17)しグリップ性能を向上させたほか、レースなどで高い実績を持つブレンボ製ブレーキキャリパーも採用した。

1999年発売のランサーエボリューションⅥ
1999年発売のランサーエボリューションⅥ(写真:三菱自動車)

さらに、6代目ランエボⅥでは、1999年度のWRCレギュレーション変更に対応し、空力パーツを変更。また、エンジンルームやブレーキなどへ走行風を取り込み、効率的に冷却する「エアブローダクト」の採用など、各部で徹底した冷却性能向上を図ったことが特徴だ。

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