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授業は活発でもテストの成績が上がらない…学校現場の「学び方の指導」が表面的になっている? 本当に学力がつく「3つの方略」と指導の設計図

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  • 樋口 万太郎 中部大学 現代教育学部 現代教育学科 准教授

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授業中の雰囲気もよく、グループワークも活発なのにテストが芳しくない。それは、子どもたちに「学び方の本質」を伝えられていないからかもしれない(写真:kou / PIXTA)

自律的に学べる子どもの育成を目指し、自由進度学習や自己調整学習など、さまざまな新しい形態の授業が出てきています。その中で、「学び方を学ぶ」ことが話題になり、「学び方の指導」が多く行われています。

しかし、表面的なものにとどまっている場合が多く、その理由は「学習方略」の指導が不足しているからだと私は考えます。学び方の本質を探りつつ、授業の形式論を超えた指導のあり方や、教師の役割について探っていきましょう。

「学び方を学ぶ」は環境の調整・作業の指導だけでない

「自律的な学習者」を育てるために、「学び方を学ぶ」ことの重要性が叫ばれています。 しかし、学校現場における「学び方の指導」が、少し表面的なものにとどまってはいないでしょうか。例えば、以下のようなケースです。

・一人でやるか、友達とやるか選ぶ
・教室のどこでやるか、場所を決める
・ドリルのページ数を自分で決める
・取り組む問題のペースを自分で決める
・子ども自身が考えた問いだけに取り組む

もちろん、これらも学び方の一部ではあります。しかし、これらはあくまで「学習環境の調整」や「作業のマネジメント」に過ぎません。あえて厳しい言い方をすれば、これらをどれだけ選ばせても、子どもたちの「理解し、活用する力」は向上しない可能性があります。

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【おさえておきたい「3つの学習方略」】

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