授業は活発でもテストの成績が上がらない…学校現場の「学び方の指導」が表面的になっている? 本当に学力がつく「3つの方略」と指導の設計図
また、こういう経験はありませんか。
「先生、今日の授業すごい楽しかった!」
「グループで取り組んで楽しかった!」
「もっとやりたい!」
子どもたちからそんな声が上がると、私たち教師は嬉しくなります。授業中の雰囲気もよく、グループワークも活発だった。手応えは十分。 しかし、いざ単元テストをやってみると――。
「あれ? 思ったより書けていない」
「あのときあんなに盛り上がったのに、できていない」
「点数がこれまでよりも下がってしまった……」
子どもたちは決して嘘をついているわけではありません。本当に「楽しかった」「一生懸命に取り組んでいる」のです。しかし、「楽しい活動」が必ずしも「深い理解」につながっているとは限らないのが、授業の恐ろしいところです。
上記の子どもたちは「作業」や「お喋り」を楽しんでいただけで、頭の中では情報を素通りさせていただけかもしれません。
「楽しさ」を「確かな学力」という結果に結びつけるため必要なのは、本質的な「学び方の指導」だと私は考えます。環境の選び方でも時間の使い方でもなく、本当に教えるべきこと・学ぶことは「学習方略」です。
おさえておきたい「3つの学習方略」
学習方略とは、簡単に言えば「どうすれば覚えられるか」「どうすれば理解できるか」という認知の技法のことです。
子どもたちがただ漫然と教科書を眺めたり、答えを書き写したりするのではなく、意図的に思考を巡らせるための具体的な学び方を身につけてもらう必要があります。
重要なのが、以下の3つの方略です。


















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