特急「スーパー〇〇」初期JRが生んだ花形列車列伝 スーパーひたち・あずさ・雷鳥など平成の名ランナー
国鉄が民営化されてJRが発足したころ、相次いで登場したのが列車名に「スーパー」を冠した特急列車だ。
新生JR各社は、ハイグレードな新車や改造車による「スーパー」特急を競うように走らせた。本来のスーパー特急とは新幹線規格のインフラに在来線特急を高速で走らせる方式のことだが、JR各社が走らせた「スーパー」の付く特急は在来線特急をグレードアップしたものである。一時期は全国に「スーパー〇〇」を名乗る列車があふれた。
ここではJR発足後各地に登場し、現在はほとんどが姿を消したこれらの「スーパー」特急の軌跡を振り返りたい。
全国に誕生した「スーパー」特急
スーパーの名が付く特急の歴史をさかのぼってみると、国鉄時代に構想された新幹線の「スーパーひかり」がある。JR東海はこの計画を受け継ぎ、それが300系につながったが、実際には「スーパーひかり」とはならず公募された愛称名「のぞみ」になった。
JRで初めて「スーパー」を冠した特急は、JR九州の「スーパー有明」だ。1988年3月のダイヤ改正で、博多―西鹿児島間を結ぶ特急「有明」の最速列車1往復に命名された。車両はJR九州が開発した新型の783系「ハイパーサルーン」が使用された。
この列車は1990年には「ハイパー有明」に改称され、JR九州の「スーパー」特急の歴史は短かったが、その後各社に次々と「スーパー」を名乗る特急が登場することになる。



















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