特急「スーパー〇〇」初期JRが生んだ花形列車列伝 スーパーひたち・あずさ・雷鳥など平成の名ランナー

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話題性あるスーパー特急を多数投入したのは、やはりJR東日本であろう。1989年、新型車両651系による特急「スーパーひたち」を常磐線で運転開始した。いかにも新生JRの特急にふさわしい白を基調とした気品あるスマートなスタイルは「タキシードボディ」と呼ばれ、JR在来線初の最高時速130kmで上野―水戸間をノンストップで走るなど、まさに「スーパー」な特急として華々しくデビューした。

スーパーひたち
タキシードボディと呼ばれた「スーパーひたち」651系(撮影:南正時)
【写真】常磐線開業100年のヘッドサインを表示して走る651系「スーパーひたち」が485系の「ひたち」とすれ違う

報道公開の試乗会では、当時の山之内秀一郎副社長も同乗して「スーパーひたち」の高性能と、時速130km運転のための踏切改良などを説明し、異例ともいえる走行中の運転台を報道陣に公開した。JR発足当時の力の入れようがうかがえる列車であった。

スーパーひたち 運転台 試乗会
「スーパーひたち」の報道向け試乗会では走行中の運転台の様子が公開された(撮影:南正時)

踊り子やあずさも「スーパー」登場

翌1990年には、首都圏と伊豆を結ぶ特急「踊り子」のグレードアップ版として、251系「スーパービュー踊り子」がデビュー。ビジネス向けの「スーパーひたち」と対照的に、こちらは速達性よりも車内のハイグレード化を意識し、本格的観光列車にふさわしく2階建て車両や展望席、子供専用室、サロンルームなどを備えて「スーパー」かつ「ビュー」をアピールしていた。

スーパービュー踊り子 251系
251系「スーパービュー踊り子」。伊豆急線内を走る姿(撮影:南正時)
【写真】「スーパービュー踊り子」はのちに塗装変更されて白とエメラルドグリーンのカラーリングになった
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