元・夕刊フジ編集長(現・zakⅡ編集部)の中本裕己さん(62)は、現在5歳の長男を育てるシニアパパ。著書の『56歳で初めて父に、45歳で初めて母になりました』(ワニブックス、2022年)には壮絶な出産にまつわるエピソードを、産経新聞連載「超還暦パパの異次元子育て」には現在までの子育ての様子を書き記している。
シニア世代の子育ては「親にとってはメリットばかり」と感じている中本さんだが、親が高齢の場合、「早々に、子どもに介護やケアをさせることにならないか」という不安が付きまとう。いわゆるヤングケアラー問題について伺った。
読者から「ヤングケアラーにさせないで」の声
「以前、連載の読者の方からも『息子さんをヤングケアラーにしないであげて』と、ご心配の声をいただいたことがあります。それについては僕もいろいろと考えてきました」
昨今の社会問題として耳にするようになった「ヤングケアラー」とは、「本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども・若者」を指す。(一般的に18歳未満の子どもを「ヤングケアラー」、18歳〜大体30代までを「若者ケアラー」と呼ぶ)
仮に息子が18歳で大学に進学したとすると、中本さんは74歳。一般的には、まだ介護が必要な可能性は高くない世代だが、ゼロとも言い切れない。



















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