モテる話し方は「しぐさ」で決まる!スキル集 目線、座り方、リアクション、全部教えます

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次は「リアクションの仕方」について。話を聞くときの表情やリアクションも、とっても重要ですよね。 

ポイント4 「軽くほほ笑みながら」聞いて、「ちょっと多めに」笑う

基本的なことのようですが、やはり「相手の話は笑顔で聞く」ことが大切です。

「笑顔で聞く」というのは簡単にいうと、「口角を上げて軽くほほ笑みながら聞く」ということ。

というのも、男性ほど「真顔」になってしまう人が多いんですよね。眉間にしわを寄せながら聞く、つまらなそうに話を聞く、不機嫌そうに聞く、すべて論外です。

一度、自分が話を聞いている様子をスマートフォンなどで録画して見てみるのもいいと思います。話し方も同じですが「録音して聞き直すことなくして、上達なし」。恥ずかしい気持ちもわかりますが、ぜひ「聞き方」もそれで練習してみてください。

それから、相手の話に「ちょっと多め」に笑ってあげることも重要。笑って聞くことで、相手は「この人、自分の話を楽しんでくれているのだな」と好感を持ってくれます。

「軽くほほ笑みながら」聞いて、「ちょっと多めに」笑う、ぜひ実践してみてください。

ポイント5 「ややオーバー・リアクション」に

「よく笑ってあげる」にもつながるのですが、相手の話に対して、「ややオーバー・リアクション」で応じるのがベストです。

相手の話にビックリする部分があったら、「へー、そうなんだ、驚いた」ではなく、「えっ! そうなんだ! 驚いた!」ぐらいに、やや大げさに反応します。手でジェスチャーをつけるのもいいと思います。

興味深い話だったら、「フンフン」と身を乗り出しながら聞き、自分の知らない話だったら「なるほど~!」と心から感心して聞く。表情もよく動かしたほうがいいです。

もちろん、わざとらしくする必要はありません。できる範囲で結構です。

「自分の話に相手がよく反応してくれる」と思うと、とてもうれしいものです。「この人ともっと話したい」「また会いたい」と思わせる人になる、大きなポイントだと思います。

今日のレッスンのまとめ

ポイント1 座る場所は「横並び」か「角」がベスト
ポイント2 会話のときは「相手に体を向ける」のが重要
ポイント3 相手の目を見て話を聞き、「うーん」と考えるタイミングで目線を外す
ポイント4 「軽く微笑みながら」聞いて、「ちょっと多めに」笑う
ポイント5 「ややオーバー・リアクション」に

 

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自分の「話し方」を変えれば、人生が変わります。そして、話し方は今回のように「ちょっとしたコツ」で劇的によくなります。

ぜひ、みなさんも「相手に好かれる話し方」「会話上手と思われる話し方」を身に付けてくださいね。

魚住 りえ アナウンサー

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うおずみ りえ / Rie Uozumi

フリーアナウンサー。元日本テレビアナウンサー。ボイス・スピーチデザイナー。大阪府生まれ、広島県育ち。1995年、慶応義塾大学卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティー、情報番組などジャンルを問わず幅広く活躍。代表作に『所さんの目がテン!』『ジパングあさ6』(司会)、『京都心の都へ』(ナレーション)などがある。2004年に独立し、フリーアナウンサーとして芸能活動をスタート。これまでおよそ500本の作品に携わる。とくに各界で成功を収めた人物を追うドキュメンタリー番組『ソロモン流』(テレビ東京系列)では放送開始から10年間ナレーターをつとめた。各局のテレビ番組、CMのナレーションも数多く担当し、その温かく、心に響く語り口には多くのファンがいる。また、およそ30年にわたるアナウンスメント技術を活かした「魚住式スピーチメソッド」を確立し、現在はボイスデザイナー・スピーチデザイナーとしても活躍中。声の質を改善し、上がり症を軽減し、相手の心に響く「音声表現」を教える独自のレッスン法が口コミで広がり、「説得力のある話し方が身につく」と営業マン、弁護士、医師、会社経営者など、男女問わず、さまざまな職種の生徒が通う人気レッスンとなる。現在は、定期的に10~15人を募集し、スクールでグループレッスンを行っている。魚住式スピーチメソッド

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