米NYのイエローキャブに日産車が採用された理由とは
今後のニューヨーク以外での展開については「米国内でニューヨーク以外の都市とも話をしている。また、米国以外ではインドでも話をしている」(パーマー副社長)と述べ、ニューヨークを皮切りに世界各国で「NV200」ベースのタクシーが展開されれば、中計で目標とするナンバー1の小型商用車メーカーへの道筋が見えてくる。
また、将来的にはEV版のNV200タクシーの導入も視野に入れる。手始めに日産のEV「リーフ」6台をニューヨークでテスト走行させ、運転手や乗客の反応を見ながらEVタクシーの可能性を探る。まだ初期段階の話ではあるが、「ニューヨークのマイケル・ブルームバーグ市長はEVタクシーに関心をもっている」(パーマー副社長)として、テスト走行を通じ、ニューヨーク市と連携を取りながらEV版のNV200タクシーの導入を目指していく方針だ。
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(又吉 龍吾=東洋経済オンライン)
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