「会社では表彰もされたが、それ以外の思い出があまりない」「何のために生きてきたのか」…。元エリート部長が晩年に医師へ漏らした"最大の後悔"
働きすぎなければよかった
かつて大手保険会社の部長を務めていたある男性は、定年後も「継続雇用制度」を利用して関連会社で働き続けました。しかし、かつてのような役職も裁量もなく、不本意な立場での仕事が続いたことでだんだん嫌気が差し、しばらくして退職することになります。
その後は新しい仕事を始めるわけでもなく、ただ家のなかで過ごす毎日が続きました。そんな彼が晩年にもっとも後悔していたのは、「結婚してから、ほとんど仕事だけしかしてこなかったこと」でした。
「とにかく家族を養うことが最優先だと思って、がむしゃらに働いてきたんです。平日はいつも帰りが遅く、休日はだいたい接待ゴルフ。だから子どもたちの成長もきちんと見てこなかった。
小さいころは寝顔を見るくらいしかなかったし、運動会や授業参観に行った記憶もほとんどない。子どもたちはすっかり大きくなったが、もう口なんてほとんどきいてくれませんよ。やっぱり、親としての時間をもう少し大切にするべきだったのかもしれませんね……」
このように歳をとってから仕事一筋で生きてきたことを悔やむ人の話を、これまでに何度も耳にしてきました。


















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