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「1966年竣工なのに今の耐震基準をクリア」「大宴会場に柱が一本もない!」…茅場町にある「まるで鉄の殿堂なビル」の"圧巻"の内部

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9階に広がるのは、かつてレストランとしても使われていた大宴会場だ。現在は通常営業は行われておらず予約制となっているが、この日も夜のパーティーに向けた準備が進められていた。

次は最上階・9階へと上がってみよう(筆者撮影)
9階の大宴会場。今はレストラン営業はしておらず、予約が必要(筆者撮影)

独特な天井と、柱が一本もない空間

ニューオータニの料理が提供されるというこの空間で、まず目を奪われるのは、間違いなく天井である。

天井一面を覆うように、巨大なパイプが菱形に組まれている(筆者撮影)

これが、当時世界初と言われた「パイプ菱目張構造」だ。

よく見渡してみると、ふつうのビルであれば必ずあるはずの柱が、どこにも見当たらない。

実はこの大空間、天井と屋上の荷重を、あの太いパイプだけでまるごと支えているのである。

どういうことか。

窓の外に出てみよう。

巨大パイプ「スパイラル大径鋼管」がぐるっと囲うようにして天井を支えている(筆者撮影)

直径は約60センチ。 この鋼管をクレーンで最上階まで吊り上げ、現場で熟練の職人たちが延長約10キロメートルにも及ぶ溶接を行い、組み上げたという。

筒状の曲面を狂いなく、しかも長距離にわたって溶接していくという、極めて難易度の高い工事だったはずだ。

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【レストランの奥には、かつての会員制クラブ「アイアンクラブ」が】

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